長期間、餌を食べていないことで話題となっている
三重県鳥羽市・鳥羽水族館の深海生物「ダイオウグソクムシ」が2日、
“絶食”してから6年目に入った。

鳥羽水族館のダイオウグソクムシ「No.1」。飼育員が与えた餌(左)に近づくそぶりも見せたが、食べようとはしなかった=2日午後、三重県鳥羽市
この日、同水族館が餌をやる様子を報道陣に公開したが、
食べないままだった。
このダイオウグソクムシの名前は「No.1」で、
2007年9月にメキシコ湾からきた。
体長約29センチ、体重約1キロの雄。
09年1月、アジ1匹を食べたのを最後に、
餌を口にしていない。
今回の餌は、飼育員の森滝丈也さん(44)が
考案したマグロの血合い部分やホタテの貝柱など「新メニュー」。
一つずつ水槽に沈めると、ほかの個体がかぶりつくのをよそに、
「No.1」は触角を動かして近づくそぶりも見せたが、
食べようとはしなかった。
森滝さんは「今までにないくらい反応がよく、
マグロはいいかもしれない」と今後に期待をつないだ。
ソース(MSN産経ニュース)
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