伊勢市の伊勢神宮内宮で八日、
今月全ての諸祭行事を終えた式年遷宮を祝う
奉祝舞楽の公開が始まった。
今回の遷宮を記念して新たに作られた神宮独特の舞
「斎庭舞(ゆにわまい)」が、
参集殿奉納舞台で初披露された。
「斎庭舞」は、元神宮祭主の鷹司和子さんが
詠んだ和歌を基に作られ、秋の夜、
神苑に御神楽(みかぐら)の笛の音が響き渡るさまを
表した歌舞。
舞台では、四人の舞女(まいひめ)が、
今回特別に用意された桜色の装束「舞衣(まいごろも)」に
身を包み、サカキの枝を手に優雅な舞を披露した。
そのほか、舞台をはらい清めるとされる
「振鉾(えんぶ)」、鳳凰(ほうおう)が飛び舞う
姿を表した祝いの舞楽「萬歳楽(まんざいらく)」の
計三演目が披露された。
十日まで、内宮神苑特設舞台で、
午前十一時と午後二時からの二回披露される。
雨天時は、参集殿奉納舞台で午前十一時からの一回のみ。
また、外宮では、十一―十三日の午前十一時から公開される。
ソース(
伊勢新聞)
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