三重県、尾鷲観光物産協会などが五年前から始めたまちおこし通販
「尾鷲まるごとヤーヤ便」の今年の注文が三十日で締め切られるのを前に、
同協会や尾鷲市商工観光推進課の職員らが十八日、市役所でことしの
ヤーヤ便第一弾の夏の便のテスト出荷を行った。

夏の便では、キハダマグロなどの刺身セットのほか、
尾鷲甘夏塩サイダー
▽冷やし餅
▽尾鷲さんま寿司(ずし)
▽尾鷲地魚天ぷら
▽ブリはらすみりん―など、夏の食材計十一品が届けられ、オプション商品も
「マンボウの干物」など珍味を中心に充実したラインナップになっている。
テスト出荷では、商品とデータ収集用の温度計を実際に出荷で使用する箱に詰め、
県内の荷物を総括する四日市市内のヤマト運輸営業所に発送した。
近日中に再び尾鷲に戻し、荷崩れや、温度変化をチェックする。
担当者によると十七日現在、注文数は市内外から計
八百十三件。
昨年同時期の四百三十四件から二倍近い伸びで、人気の高まりをうかがわせた。
この日は同協会ホームページや交流サイト「フェイスブック」などで
公開するヤーヤ便の紹介映像の制作もあり、同市向井地区の女性らの交流団体
「向井フレンズ」の黒次美さん(69)、世古臣子さん(69)の二人が
「突撃!隣のヤーヤ便」と題して製造元の市内業者を訪れ、インタビューするなどして、
ヤーヤ便スタートの機運を盛り上げた。
ヤーヤ便の注文受け付けは三十日までで、発注者との交流企画
「尾鷲ヤーヤ祭り満喫ツアー」「尾鷲の漁師体験ツアー」なども開催する予定。
申し込み、問い合わせは同協会=電話0597(23)8261=へ。
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