御木本グループ創業者・御木本幸吉(1858~1954年)が
残した格言や逸話を基にしたかるたが完成し、鳥羽市のミキモト真珠島で
販売している。
幸吉の格言などをかるた形式で紹介する島内の企画展を見た来場者から
商品化を求める声が多数寄せられ、真珠島が応えた。
「おごらずに質素な暮らし真珠王」「晩年の座右の銘は智・運・命」-。

(写真=中日新聞)
来年三月末までの日程で開催している企画展「知恵がいっぱい、幸吉カルタ
-楽しく学ぶ真珠王のことば」では、そんな川柳調のメッセージをイラスト付き
のパネルなどで紹介している。
展示点数は平仮名五十音のうち、わ行とや行の一部を除いた四十四音分。
これに対し、かるたは、新たに「を」と「ん」を加えて四十六音とし、
メッセージとイラストを名刺サイズの読み札、取り札に分けた。
展示品と同様に漢字には読み仮名も振ってある。
展示品に添えていた解説文も冊子にまとめ、付属品として入れた。
真珠島は「幸吉カルタ」について「現代生活に通じる、ためになる言葉が多い。
幸吉の人柄にも触れてくれれば」と話している。
三千部を作製し、一部千五百円。
問い合わせはミキモト真珠島=電0599(25)2028=へ。
ソース(中日新聞)
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