モスクワで開催中の第十四回世界陸上競技選手権大会の
女子五千メートルに日本代表で出場した、伊勢市出身の
尾西美咲選手(28)=積水化学=の応援イベントが十四日、
伊勢市黒瀬町の市生涯学習センターいせトピアで開かれた。
母校の宇治山田商業高校(山商)と小俣中学校陸上部の
部員ら約百五十人が詰め掛け、テレビの生中継を見ながら
先輩にエールを送った。
会場では、同二校と出身校の明野小や市役所で、
応援メッセージを寄せ書きした横断幕が掲げられた。
尾西選手の出る予選第一組がスタートすると、
山商陸上部員が音頭を取り、
「ゴーゴーレッツゴーレッツゴーみさき!」と、同部の
名調子を連呼した。
尾西選手は同組九位でゴールしたが、惜しくも
予選落ちとなった。
小俣中時代に顧問として指導した福井潔さん(50)は、
「中学の時は目立たなかったが、こんな舞台で走るように
なり本当にすごい。世界の壁を感じて帰り、もう一つ大きな
ランナーになってほしい」と、今後に期待した。
山商陸上部三年の奥野春菜さん(18)は、
「自分も頑張らないとと力をもらった。納得したレースでは
なかったと思うけど、大きな舞台で走るのはすごいこと」と
話していた。
ソース(
伊勢新聞)
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