
きれいな紫色のカーテンようの花が咲き始めた藤棚=松阪市殿町の松阪公園で
写真=中日新聞
松阪市殿町の松阪公園で、樹齢三百年以上と伝わるフジがムラサキ色の花を付け始めた。
藤棚は高さ約三メートル、三百六平方メートルで、松坂城二の丸があった場所にある。二十五日は棚から無数のフジの花がカーテンのようにぶら下がり、日当たりの良い場所から花を開いていた。管理する市によると、三分咲きという。
この木は一八九〇(明治二十三)年、当時樹齢二百年以上だった愛知県弥富市(当時、鍋田村森津)の木を株分けして松阪市に寄贈され、植えられた。以来、市民を楽しませている。
市担当者は「今年は昨年より開花が遅く、見頃は五月上旬の連休ごろではないか」と話している。
ソース(中日新聞)
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