二十四日午前二時ごろ、志摩市御座崎沖南約十三キロの海上で、
キリバス船籍の貨物船「CHENG LU(チャンルー)11」
(二、二五二トン)の機関が故障した。
同船は翌二十五日午前十時五分ごろ、鳥羽海上保安部の
巡視船「いすず」により御座岬の南西約三・五キロの海上までえい航され、
停泊した。船には中国人十二人が乗り組んでいるが、けが人はなかった。
同海保によると、伊勢湾海上交通センターのレーダーが漂泊中の
同船を捉え、第四管区海上保安本部運用司令センターが無線で
連絡を取ったところ、「エンジンが故障したので乗組員で修理している」と
返答を受けた。
その後修理ができないことから、巡視船が同船をえい航した。
同船はスチールスクラップ二、一五〇トンを積載して愛知県の
豊橋市から韓国の釜山に向かっていたという。
同海保が故障原因を調べている。
ソース(伊勢新聞)
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