冷たい地面から顔を出して春の訪れを告げるフキの花のつぼみ・フキノトウが、
紀北町で出荷のピークを迎えた。
同町海山区河内のふじわら山菜農園では、昨年末に明るい黄緑色のつぼみができ、
大みそかに初めて収穫した。
年明けから尾鷲市古戸野町の観光物産施設「おわせお魚いちばおとと」などで販売を始め、
今月半ばまでに一千個を出荷する。
農園の藤原正則代表(64)=同市桂ケ丘=は「今年は雨が多かった分、
みずみずしい。天ぷらで食べるとおいしい」と話していた。
フキノトウは九日午前八時から、同区相賀の直売所「さくらファーム」で、
地元の農家が合同で開く朝市でも販売する。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130106/CK2013010602000025.html
[0回]
PR