県は九日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。
指定医療機関七十二カ所で昨年十二月二十四日から一週間の
患者数が七十六人となり、国立感染症研究所の定める基準を超えた。
前年のシーズンより一カ月ほど遅く、本格的な流行は一月下旬~二月上旬ごろとみている。
県薬務感染症対策課によると、今冬は全国的な傾向と同じくA香港型ウイルスが多い。
一月以降は、二〇〇九年に新型インフルエンザとして世界的に流行した
豚由来のウイルスも確認された。
また、津市の遠山病院でインフルエンザの集団感染が今月発生したことを受け、
県医療企画課は九日、県内の全病院と診療所に院内感染対策の徹底を呼び掛ける
文書を送った。
遠山病院によると、八日以降、集団感染のあった透析センター
で新たな患者は出ていない。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130110/CK2013011002000014.html
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