新年のえとにちなみ、鳥羽市のミキモト真珠島で、ヘビをデザインに取り入れた真珠装飾品の展示コーナーが設けられた。来年二月三日まで。

展示品は、真珠島所蔵のネックレスとブローチ各二点の全四点。いずれも十九世紀の英国で作られ、ヘビの形に細工した貴金属の鎖や台に天然真珠があしらわれている。
中でも、ヘビが自らの尻尾をくわえる姿に似せた金のネックレスは、半球状に切った天然真珠が鎖部分をウロコのようにびっしりと覆い、ヘビの妖しさと宝飾品の美しさが調和している。
担当者は「縁起が良い動物とされるヘビの宝石を観賞し、その幸運にあやかってみては」と来場を呼び掛けている。
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