今月十五日に開館五十八周年を迎える鳥羽水族館の飼育種類数が、
先月末で一千百種を超え、国内水族館のトップに立った。

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同館では十五日からキャッチフレーズに「飼育種類数日本一」を掲げ、
感動を与え続ける水族館を目指す。
同館は五十種、三百点を展示する水族館として昭和三十年に開館。
同三十八年にはスナメリの飼育を始め、同五十一年に飼育下での繁殖に
世界で初めて成功した。
同五十二年にはジュゴンの飼育開始、七年後の同五十九年には日本で初めて
ラッコの赤ちゃんが誕生するなど、さまざまな飼育実績を重ねながら
平成六年に新館が完成し、飼育種類数は七百種を超えた。
その後もアフリカマナティーの飼育展示や水の回廊ゾーン増設などで
飼育種類数を増やしてきた。
四月末現在で、ジュゴンやセイウチなどのほ乳類を始め、魚類、は虫類、鳥類、
両生類、無脊椎動物など飼育種類数は一千百八十八種となった。

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七月には長期絶食で話題となっているダイオウグソクムシなど変わった生き物を
展示する「へんな生きもの研究所」がオープン予定で、さらに種類が増えるという。
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仲野千里社長は
「夏に開設する研究所に期待し、飼育種類数日本一の水族館として式年遷宮の
年でもあるので集客にも力を入れていきたい」と、話していた。
日本動物園水族館協会の資料によると、全国に六十五館ある水族館の
飼育種類数は、三月末現在で、東京都の葛西臨海水族館が九百三十五種、
沖縄県の美ら海水族館が九百二十八種となっている。
ソース(
伊勢新聞)
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