三重県鳥羽を題材にした演歌歌手水森かおりさん(39)の新曲「鳥羽の旅」に
合わせた踊りを、三重県鳥羽市小浜町、舞踊指導者の斎藤文代さん(66)が
考案した。
伊勢志摩地域が伊勢神宮の式年遷宮で注目を集める中、「地元の活性化に」と
普及に励んでいる。
斎藤さんは小学生で日本舞踊を、三十代から歌謡曲で踊る「歌謡舞踊」を始めた。
現在は自宅で舞踊の教室を開くほか、歌謡曲に合わせた踊りの創作もしている。
「鳥羽の旅」が四月に発売されることを知り、地元にちなんだ曲のため踊りを
作ることにした。
振り付けは、曲を聞いて想像を膨らませながら考案。
今月中旬に講師として臨んだ市の生涯学習市民講座で初披露した。
曲は、恋人を思いながら鳥羽を一人で旅する女性がテーマ。
歌詞の「沖の神島」では荒波を両手の動きで表し、
「真珠の指輪」のくだりでは、指輪をはめた手をもう一方の手でいとおしく包むなど、
自然風景や女性の内面を流れるような所作に反映させている。
簡単な輪踊り版も作り、地域の盆踊り大会でも楽しめるようにした。
周囲の評判は良く、講座の終了後、受講した市民の地元地区へ、
依頼を受けて指導に出向いた。
斎藤さんは「市民誰もが踊れるような内容にした。
鳥羽を盛り上げるのに役立ててほしい」。
希望者にはボランティアで出張指導もするという。
問い合わせは、斎藤さん=tel
0599-25-5068 へ。
ソース(
中日新聞)
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