熊野市内の飲食店が、地物を使った創作料理を提供する「くまの丼」フェアが、
二十六日から始まる。
伊勢神宮の式年遷宮に合わせた新企画で、観光客の呼び込みを図る。
和食、中華、イタリアンの計十五店が参加。
魚醤(ぎょしょう)で味付けしたマグロ丼やサンマのひつまぶし、地魚丼など海の幸を
生かしたメニューが半数を占める。
めはりずしに使われる高菜に卵を交ぜたカルボナーラ丼や、熊野地鶏や岩清水豚など
肉メーンの丼も注目を集めそうだ。
地産地消のメリットを生かし、値段は七百円から千五百円と低く抑えた。
ご当地丼は全国的に相次いでおり、熊野市も「美食のまち」として売り出す。
美熊野牛などを使った丼を提供する「割烹ひかり」店主の森中一好さん(63)は
「腕によりをかけてグルメ客を迎えたい」と力を込めた。
高菜を卵と組み合わせたカルボナーラ丼 フェアは来年三月末まで。
問い合わせは
熊野市集客倍増・おもてなしアップ推進会議
(事務局・市観光スポーツ交流課)=電
0597-89-4111へ。


○くまの丼とは?
1 熊野地域の地元食材をメインに使用した丼(例:地魚、熊野地鶏、美熊野牛、
紀和牛、たかな漬け等)
2 和食・洋食等のジャンルは問いません
3 価格設定は自由です
4 丼は可能な限りオリジナルなものとしてください
○参加の条件
1 熊野市内に店舗があること
2 原則として休日等に営業していること
3 「くまの丼」の基準を守れること
4 期間中は継続して参加できること

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