20年に1度の行事、「式年遷宮」が行われている
三重県伊勢市の伊勢神宮で、新しい社殿の完成を祝う神事が行われました。

伊勢神宮では、社殿や宝物などを20年に1度新しく造り替える
「式年遷宮」が行われています。
28日は、新しい社殿の完成を祝う神事「杵築祭(こつきさい)」が
内宮と呼ばれるお宮で執り行われました。
はじめに、およそ70人の神職たちが古式にのっとって作られた料理を囲み、
酒を口にして祭りの開催を祝う、「饗膳」と呼ばれる行事を済ませました。
このあと、水で手を清めてから、1メートル80センチほどの白木の
つえを手に取って、新しい社殿に向かって進んでいきました。
そして、神職が歌を唱えながら柱の周りを3周して根本を突き固めたあと、
神楽を舞って祭りを終えたということです。
伊勢神宮では、来月2日に内宮で、5日には外宮と呼ばれるお宮で、
ご神体を新しい社殿に移す最大の神事「遷御の儀」を迎えます。
ソース(NHKニュース)
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