政府による青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環で、十日から三重県に
滞在している台湾の大学生と大学院生ら二十五人のグループが十二日、
伊勢市を回った。
伊勢神宮外宮にある博物館せんぐう館では、日本独自の文化である神宮式年遷宮に
ついて考えた。
学生らは、外国語の音声案内が聞ける装置を着け、職人の技術が注ぎ込まれた
御装束神宝や社殿などの工程品の展示を見て歩いた。
高雄第一科技大学二年の林宜臻(リー・イージェン)さん(21)は、
「作りが細かく、さすがは日本だなと思った。二十年に一度、造り替えるのは
もったいなく、なぜなのかまだ分からない」と感想を述べた。
この後、外宮と内宮を参拝し、おかげ横丁を散策した。
同グループは、台湾から短期招聘(しょうへい)した訪日団第三陣百五十八人のうち、
県内を巡っている二組の一つ。
十三日は鳥羽市も訪問して伊勢市にホームステイし、十五日、帰国する予定。
ソース(伊勢新聞)
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