鳥羽市の離島・菅島で八日、ご当地の新しい味覚として
注目される伊勢エビの干物作りがあり、
背開きした千匹が並ぶ光景が浜辺に広がった。
伊勢エビの干物は凝縮されたうまみ、保存が利く扱いやすさ、
高級食材を干す意外性が特徴。

写真=中日新聞
海女らの手によって浜辺で風にさらされ干される伊勢エビ=鳥羽市の菅島で
地元旅館組合が菅島に吹く強い風を生かした特産品として発案し、
二〇一〇年度から改良を重ねてきた。
千匹干しは、干物文化で誘客を図る市との共同事業。
組合員や海女ら約三十人が仕込みを済ませたエビを
網の上に整然と並べ、潮風にさらした。
完成品の一部は十四日、市内の女性約百人が海女姿で
参加する都内での観光イベントで披露する。
山下正樹観光課長(54)は
「インパクトのある伊勢エビで鳥羽の魅力を印象づけたい」と
話している。
ソース(中日新聞)
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