昨年十一月に開催された「ご当地!絶品うまいもん甲子園」
(農林水産省など主催)で受賞した相可高校のメニュー
「伊な勢丼」が商品化され、二十七日から羽田空港で発売が開始された。
販売期間は約二カ月間。
うまいもん甲子園は、高校生の夢を応援する食イベントとして開かれ、
全国から地元食材を使ったオリジナルメニューを募集。
相可高校は、各エリアの代表九校による決勝大会に進出し、
準優勝の食料産業局長賞に輝いた。
「伊な勢丼」は、伊勢赤どりを特性ダレで味付け、
ご飯にとろろ、茶、のりを乗せたどんぶり形式のお弁当。
鶏肉特有のくさみがなく、低脂肪でうま味と心地よい歯応えが特徴という。
今回、日本エアポートデリカの協力を得て、
決勝九校のメニューをお弁当「空弁」として売り出すことになった。
商品化しやすいなどの観点から、相可高校のメニューが唯一、選ばれた。
発売初日のこの日、同甲子園の発案者で、全国の高校生との交流を
通じて人材育成や地域活性化を行っている文化起業家の
藤田志穂さん(27)が「伊な勢丼」をPR。
藤田さんは「地元をPRしたいとの強い思いが詰まったお弁当。
タレもおいしく、とてもご飯が進みます」と評価。
また相可高校生の印象について、「下準備が万全で、動きに無駄がない。
おいしいのはもちろん、準備も含め素晴らしかった」とたたえた。
「伊な勢丼」は価格九百円(税込み)。
羽田空港第一、第二旅客ターミナルビル二階「空弁工房」などで販売される。
ソース(
伊勢新聞)
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