鳥羽市の鳥羽水族館に今春入社した新人トレーナーの大村智さん(21)と
遠藤志穂さん(23)は二十八日、アシカとセイウチのショーにデビューした。
夏休みを利用して訪れた多くの来館者が二人のデビューを見守り、
大きな拍手を送った。
アシカショーにデビューしたのは、千葉県出身の大村さん。
ミナミアフリカオットセイの雌「リコ」とパートナーを組み、
先輩トレーナーと一緒にアシカら三頭と結成した音楽隊として登場。
大村さんはペアを組んだリコとショー全体の進行に加え、音楽隊の
鍵盤ハーモニカを担当した。
ショーでは大村さんが奏でる鍵盤ハーモニカの音が出ない場面もあったが、
リコとの息はぴったり。
「我慢できずに動いてしまうことが多いリコが、今日はサポートしてくれた」と
笑顔で振り返った。
今後は「ショーを楽しみに来てくださるお客さまを笑顔にしたい」と、
話していた。
セイウチを担当したのは愛知県出身の遠藤さん。
飼育している二頭のうち、雌の「クウ」とペアを組んだ。
雄の「ポウ」を担当する先輩トレーナーと一緒に二十分間のショーを
笑顔で終えた。
遠藤さんは「まだまだ、せりふ口調。
動物の魅力をお客さんに知ってもらえるようになりたい」と目標を語った。
ソース(
伊勢新聞)
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