紀北町の夏の風物詩「2013きほく燈籠祭」
(同実行委員会主催)が二十七日夜、同町紀伊長島区の
長島港前浜ふ頭一帯で開かれた。
県内外から訪れた約五万三千人(主催者調べ)の観衆が、
夜の海と空を鮮やかに彩る燈籠や花火の幻想的な光景に
酔いしれた。
今年の祭りのテーマは「祈り~今、あなたにできること」。
会場には、尾上壽一町長や町役場職員のほか、町内の中学校生徒など
さまざまな人が折った、「祈り」を象徴する約五万羽の折り鶴が飾られた。
プレイベントでは、和太鼓演奏やソーラン踊りが披露され、
本番に向けて会場の熱気が高揚。午後八時から始まった花火と
燈籠の競演では、スターマインや仕掛け花火「彩雲孔雀」など
約三千発の花火と、祭りの主役である高さ九メートル、
幅一四メートルの巨大燈籠「折り鶴」の約六百個の電飾が
輝きを放ち、会場の至るところから歓声と拍手が湧き起こった。
ソース(
伊勢新聞)
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