
13日に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃん=伊勢市の二見シーパラダイスで
写真=中日新聞
伊勢市二見町江の水族館「二見シーパラダイス」で十三日夜、ゴマフアザラシの赤ちゃんが生まれた。母親の近くを元気にはい回り、母乳もよく飲んでいるという。産室からはい出てくれれば来館者も見ることができる。
赤ちゃんは体長八五センチ、体重一〇・五キロ。性別は確認していないが、体の白っぽい産毛が二~三週間で抜けると親と同じまだら模様となる。二週間ほどで離乳し、安定して餌を食べられるようになってから名前を募集する。
同館でのゴマフアザラシの誕生は、同じ母親のワイン(十六歳)から昨年四月に生まれた雌の「小丸」以来。飼育中のゴマフアザラシはきょうだいや父、祖父母も合わせて十頭となった。
生まれる五日前からワインが餌を食べなくなるなど出産の兆候があり、当日まで飼育員が交代で二十四時間見守っていた。赤ちゃんは逆子だったが問題なく生まれ、十四日の明け方には早速プールで泳いでいたという。
担当飼育係の中島亮さん(27)は「このまま元気に育って、シーパラダイスをさらに元気づけてくれたら」と話している。
ソース(中日新聞)
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