
水揚げされたブリやワラサを買い求める仲買人ら=尾鷲市港町の尾鷲魚市場で
写真=中日新聞
尾鷲市の尾鷲漁港で、ブリの水揚げが本格化している。三日はチリで発生した地震による津波の影響もなく、約五百本の水揚げがあった。
尾鷲市沿岸では例年、二~四月に定置網漁でのブリの漁獲シーズンを迎える。今年はピークがやや遅めで、三月下旬からようやく数百~数千本のまとまったブリの水揚げが始まった。
三日にブリが掛かったのは、尾鷲市梶賀町沖合に張られた定置網。重さ十キロ前後の脂の乗ったブリのほか、重さ七キロ前後のブリの若魚「ワラサ」を次々と水揚げした。
水揚げした西村貞利漁労長(61)は「波はいつもより高かったが、津波もなく安心した。先週からブリやワラサが多く揚がっているので、このまま大漁が続いてくれれば」と笑顔で話していた。
ソース(中日新聞)
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