志摩市磯部町坂崎のホテル志摩スペイン村の中庭で、
スズメの仲間のハクセキレイが巣を作り、子育てをしている。
「ちゅんちゅん」と鳴く声が聞く人を和ませている。
ハクセキレイは白い顔を横断するかのような黒い通過線が目立つ
スズメ目セキレイ科の鳥。
同ホテルでは二つの巣があり、それぞれ親鳥は異なるという。
計十羽のひながかえり、鳴き声を口まねすると、親鳥が餌を運んできたと
勘違いして、かわいらしくくちばしを開いている。
同ホテルによると、数年前から毎年五月の中ごろに巣を作り始めるようになったという。
同じ親鳥かは不明だが、毎年ほぼ同じ場所に巣を作り、約半月で巣立っていくという。
営業企画部の柴原励治課長は、巣ができる理由について外敵がいないことを挙げ、
「鳥にとっても居心地がいいホテルでうれしい。
巣立つのをそっと見守ってあげたい」と話した。
ソース(
伊勢新聞)
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