
岩屋本堂の扉を開け般若心経を唱える修験者たち=松阪市飯福田町の伊勢山上で
写真=中日新聞
修験道の行場(ぎょうば)として知られる「伊勢山上(さんじょう)」の開山会式(えしき)が二十日、松阪市飯福田町の飯福田寺で営まれ、今年の修行の無事を祈念した。
三重修験道会の九人が先達となり、ほら貝を吹き鳴らしながら入山した。途中「油こぼし」と呼ばれる岸壁を鎖伝いに登り、「岩屋本堂」に到着した。修験者たちは本堂の扉を開け般若心経を唱えた。
下山後は寺の護摩堂前で火渡り護摩などをして、地域住民らが無病息災や家内安全を祈った。十月十九日に閉山する。
ソース(中日新聞)
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