三重県鳥羽市相差町で十四日、大漁と海上安全を祈願する
「相差天王くじら祭」があり、全長九メートルのクジラみこしの
練りなどがにぎやかに繰り広げられた。
2013 相差天王くじら祭り花火大会動画
相差町はかつて捕鯨が行われたり、クジラの背に乗った十一面観音の
伝説が残るなどクジラとゆかりが深い。
そんな地元の特徴で町おこしをと一九八九年に祭りが始まった。
練りに先立ち、町民パレードがあり、クジラみこしのほか、
小学生のマーチングバンドや園児の魚みこし、浦島太郎の物語に
関連した仮装者らが、町中から主会場の漁港前広場まで歩いた。
会場では、住民らが踊りや和太鼓演奏を披露し、練りに入った。
担ぎ手の男衆はクジラみこしを勇壮に上下させながら、近くの浜辺に到着。
波打ち際で海女たちが加わり、クジラを海に帰す所作を行った。
ソース(
中日新聞)
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