三重県伊勢市は、伊勢神宮内宮と外宮で神宮式年遷宮の「遷御の儀」が
営まれる十月から、来年三月までの期間の休日を中心に、新たな
交通対策を実施する。
御幸道路と国道23号が合流する中村町交差点から宇治浦田町交差点
までの下り方面約五百メートルの区間で、追い越し車線を、
対策の日だけバスやタクシーなどの優先車線か専用車線にする。
市が、四日に開かれた市議会産業建設常任委員会（小山敏委員長）で
説明した。
この対策の日に合わせて、国道23号宇治浦田町交差点―内宮宇治橋前間では
一般車両の通行を禁止する。
特に混雑を予想する一月は平日も行う一方で、十二月は大みそかを
除いて渋滞の見込みが薄く、休日を含めて実施しない。
市は、県営サンアリーナ周辺の臨時駐車場から内宮、外宮両方面へ
シャトルバスを運行するパーク＆バスライドの実施日を拡大する方針。
大みそかから来年二月上旬までの休日に加え、十月十二―十四日の
連休なども対象となる。
国の国道23号下り方面宇治浦田町交差点から手前百メートルまでの
三車線化工事は、今月下旬に完成する予定。
市営駐車場への左折車線を追加し、付近の渋滞緩和を狙う。
ソース(
伊勢新聞)
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