三重鳥羽市内の事業所が十月八日限定で格安セールや優待サービスを一斉に展開する。
鳥羽青年会議所(JC)が語呂合わせで当日を「鳥羽の日」と定め、
地元活性化につながるおもてなしの協調行動を求めたのがきっかけ。
賛同した事業所は観光や宿泊、商業などの百二十軒を超した。
鳥羽JCは三月、鳥羽の再興には地域の一体感を強めることが大切として
「鳥羽の日」事業を計画。会員らは市内各事業所を訪ね、地元に人が集うような
おもてなしを可能な範囲で十月八日に実施するよう求めていった。
この結果、協賛事業所は八月十五日時点で百二十三を数え、その後も増加中。
十月八日は、一杯目のビールを百八円で提供する飲食店や、日帰り入浴を百八円で
受け入れるホテル、満タンで給油した先着百八人に粗品を出すガソリンスタンドなど、
各事業所各様のサービスがずらり。
鳥羽JCは、協賛事業所とおもてなしをまとめたチラシ一万枚を作製し、
市内全戸に配布。
鳥羽の日をPRする白いのぼり旗四百本も町中に立てた。
協賛事業所に配るオレンジ色ののぼりも百五十本用意した。
担当者は「十月八日を鳥羽の日として誰もが将来にわたって楽しみに思う。
今年はその第一歩にしたい」と話している。
ソース(中日新聞)
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