暑い日が続く中、三重県志摩市でいち早く稲刈りが
始まっている。
八日は、同市阿児町鵜方の農業西岡輝道さん(66)が
近くの約十アールの田で、夏の日差しを受けて金色に輝く
「あきたこまち」の稲穂をコンバインで刈り取った。
あきたこまちは、わせ品種だが、全国的には
九月以降に稲刈りが本格化する地域が多い。
JA鳥羽志摩によると、温暖な同市内では、
コシヒカリも含めてお盆明けごろに刈り入れの
ピークを迎え、八月中にほとんど作業を
終えるという。
西岡さんは知人ら三人と作業。
額に大粒の汗を浮かべて「雨が少なかった影響が
心配だが、有機栽培しているので、粘りがほどよく、
おいしいはず」と期待していた。
この日収穫したのは、自宅や親戚向けで、
出荷用に約百アールの田で生産しているコシヒカリも
お盆明けに刈り入れる。
市内で取れた今年の新米は、九月上旬ごろから
JA鳥羽志摩などの店頭に並ぶ。
ソース(中日新聞)
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