日本最大級のショッピングセンター「イオンレイクタウン」(埼玉県越谷市)で、
県産食材や伊勢神宮式年遷宮など県観光をPRする「県フェア」
(県主催、イオン共催)が二十四日、二十六日までの三日間の日程で始まった。
巨大商業施設を足がかりに、国内屈指の集客地、首都圏で三重の
「食」「文化」「観光」の売り込みを図る。
イオンレイクタウンは、イオンモール鈴鹿四個分という広大な敷地を
有するショッピングセンター。
年間五千万人が訪れるといい、ディズニーリゾートの約二倍、
京都の年間観光客に匹敵する集客という。
その中のイオン直営食品売り場などが入る「mori」エリア全体を使い、
県フェアを開催。
食品売り場には、県内全域から集まった七十八事業者が選りすぐりの
県産食材を提供。
松阪牛や県内漁港直送の魚介類といった生鮮食品のほかしょうゆ、
総菜などの加工食品が並び、県内スーパー顔負けの商品を取りそろえる。
さらに店内一階の目抜き通りで、伊賀忍者や熊野古道、鈴鹿サーキットなどを
紹介したブース十六件も出展。
式年遷宮にちなんだコーナーも設置され、フェアを盛り上げる。
初日のこの日、鈴木英敬知事、木田久主一鳥羽市長、久保行男多気町長、
辻村修一玉城町長、梅本和典イオンリテール社長が出席し、記念式典を開催した。
鈴木知事は「松阪牛、F1、伊勢神宮、真珠。それ、ぜんぶ三重なんです」と、
県のキャッチコピーに絡ませあいさつ。「イオンさんももともと三重」と
イオンの歴史も紹介しつつ、
「九月には日本橋に営業拠点を開設する。首都圏で三重を身近に感じてもらい、
ぜひ三重にもお越しください」と呼び掛けた。
現役海女の中川早苗さん、静香さん親子や、ゆるキャラのこにゅうどうくん、
きーほくんも登場。
また特産品が当たる抽選会なども行い、三重を強力にアピールした。
終了後、鈴木知事は取材に「多くの市町、民間事業者と一丸となって取り組んだ。
首都圏に情報発信し、三重の魅力を知ってもらいたい」と意気込んだ。
ソース(
伊勢新聞)
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