国内最高峰の自転車レース「第15回ツール・ド・熊野」が30日から4日間、
熊野市や御浜町など紀伊半島の4コースで開かれる。
トップクラス「UCI」には欧州で初めてイタリアがエントリーし、
国内15チームを含め8カ国・地域の22チームが出場。
一般の部などを含めた6部門の出場者は過去最高の計500人を見込む。
2011年の台風12号の土砂崩れで変更されたコースも復旧し、
銀輪の熱い戦いが繰り広げられる。
国際自転車連合公認のロードレースで、NPO法人「スポーツプロデュース熊野」
(和歌山県新宮市)主催。
1チーム4~6人が日替わりコースを一斉に走り、
上位3人のタイムで他チームと競う。
このうち6月1日午前10時5分に熊野倶楽部(熊野市久生屋町)前をスタートする
「熊野山岳コース」(109・3キロ)は御浜町にまたがる高低差約500メートルの
過酷さで知られる。
同連合の国際ランキングの上位選手のUCIの外国勢は、オーストラリア、
シンガポール、中国、香港、台湾、ウズベキスタンに加え、
今年はイタリアの「ヴィニ ファンテーニ セッレ イタリア」も加わり、
7カ国・地域に。
国内勢も昨年より3チーム増えた。
優勝争いはイタリアと、前回の覇者で国内の「チーム ニッポーデ ローザ」に
加え、元F1ドライバーの片山右京さん率いる「チーム右京」も有力視されている。
UCI以外に実業団3クラスや一般、女性の5部門もある。
9日は熊野実行委員会メンバーで、消防士の瀬戸元さんとレースクイーンらが
熊野市役所でレースをPR。
2年前の台風12号で土砂崩れが起きた同市紀和町のコースも復旧したという。
瀬戸さんは「インターネットでレースを中継するので、多くの人に見てほしい」と
呼び掛けた。
ソース(
毎日.jp)
スポーツプロデュース熊野
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