都市の大学生が農作業を通じてミカン農家と交流する
「第1回みかんボランティアプロジェクト」がこのほど、
御浜町神木のミカン園などで3日間、行われた。
大阪府立大の学生4人と府立大ボランティアセンター職員の計5人が
収穫時期の「サマーフレッシュ」の摘み取り作業をした。
大学生が農作業を手伝うことで、都市と農村の交流を考える狙い。
熊野、御浜、紀宝の1市2町の住民でつくる「熊野元気塾」(山本章彦代表)が
国、県などの支援を受け、1年間、実施する。
2011年の台風12号の災害復旧に府立大の学生が来て、
御浜町の農家と知り合ったのが縁で参加者を募集。
学生らは有償ボランティアとして3日間で1人3000円支払われる。
地元の瀬古敦之さん(52)の畑(80アール)では、学生らが瀬古さんと
収穫に汗を流し、町内農家や県職員ら13人と意見交換した。
参加した2年の石橋樹さん(19)は
「作業は、きつかったが、やりがいがあった」と笑顔。
同町下市木の農家、崎久保隆さん(67)は
「農繁期に学生が手伝ってくれると助かる。
ミカン農家の今後のことも学生と話し合いたい」と語った。
ソース(
毎日.jp)
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