台湾やオーストラリアなど世界六カ国の高校生十八人が料理の腕前を競う
「2013高校生国際料理コンクール」が二十四日、多気町で開会した。
同町の県立相可高校で開会式があり、生徒が出席者約七十人をコース料理で
もてなした。
コンクールは国内初開催。
日本代表の相可高校は七回目の出場となる。
昨年まで四年連続で金賞を受賞しており、今大会では同校食物調理科三年の
佐野竜也君(18)と岡本なつ実さん(18)が選手として腕を振るう。
開会式では、コンクールを主催するオーストラリア調理師連盟
クイーンズランド州支部のブルノ・ジェンティーレ支部長が
「各国の選手が掛け替えのない経験をしてもらえると確信している」と
開会宣言した。
同校の東則尚校長は「皆さまの努力が成果になることを期待している」と激励。
三年の平松幹大君(18)が生徒を代表し、
「全力でサポートします。自身にとっても思い出に残る大会にしたいです」と
あいさつした。
この後、同校の調理クラブと製菓コースの生徒約七十人が
「牛ヒレ肉のプロヴァンス風」や「オマール海老のグリル」など、
夕食のコース料理を出席者に振る舞った。
サウスランド男子高校(ニュージーランド)のカーゴゾウ・ニックさん(17)は
「初めて食べる食材もありましたが、どれもおいしかったです」と
生徒らの料理を絶賛していた。
大会当日は選手らがフランス料理を作り、各国の審査員が調理の様子や味、
配膳などを採点する。
また、二十五日には松阪牛の生産者やすし職人らを訪問し、「日本の食」を学ぶ。
ソース(伊勢新聞)
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