久保行央多気町長は二十四日、高校生国際料理コンクールの視察のため
台湾・台北市から来町中のユ・リンリ金華国民中学校長(60)に対し、
双方の中学校の交流を正式に要請した。ユ校長は交流に応じる考えを示した。
久保町長はこの日、町役場で、ユ校長、オー・リフアン同校総務主任(45)と
約三十分間会談。
「台湾は日本ととりわけ親しい関係にある。双方の若者による交流が始まれば、
より一層友好関係が深まると考えている」と述べた。
ユ校長は「交流の機会をいただき大変うれしく思う」と快諾。
「教育は国家の根本。日本の教育には学ぶべきところがたくさんある。
互いに学び合い、永遠の関係を築けるよう願っている」と述べ、
久保町長と握手を交わした。
町によると、交流は多気(同町相可)、勢和(同町片野)の両中学校と、
金華国民中の生徒による相互訪問を想定している。
金華国民中は八十二クラスで全校生徒数は約二千六百人。
トップクラス高校に進学する生徒も多いという。
ソース(伊勢新聞)
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