明和町の大淀港で水揚げされた旬の魚のPRのために
地元漁師六人で結成した「大淀港網元倶楽部(くらぶ)」が二十五日、
地元で養殖している体長一メートル近い巨大アナゴを
伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納した。
大淀地区では十四年前から伊勢湾沿岸で取った
体長二〇センチほどのアナゴをいけすに入れ、
二~三年で体長九〇センチ~一メートル、重さ約一・三キロにまで育てている。
脂が乗って臭みがないのが特長で主に地元で消費されている。
神宮への奉納は初めてで、アナゴの脂が良く乗った今の時期に
神への感謝を込めて企画した。
倶楽部のメンバーと地元住民ら計二十五人が、
生きた巨大アナゴ二匹を木おけに入れて担ぎ、
内宮の宇治橋前から神楽殿まで歩いた。
郷土料理の「あなご寿司(ずし)」十個と、アナゴのみりん干し七袋も一緒に納めた。
倶楽部の代表で、巨大アナゴ料理を提供する
漁師料理店「清昇丸」を営む
下井清史さん(45)は「これからも大淀で取れる魚介類を奉納していきたい」と話していた。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130126/CK2013012602000009.html
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