尾鷲市特産の甘夏ミカンの収穫が、
同市天満浦地区のミカン畑で最盛期を迎えた。
約十軒の農家が尾鷲湾を南側に望む段々畑でかんきつ類を栽培。
甘夏ミカンは穏やかな日差しを受けてだいだい色に色付いている。
同市天満浦の山口起世さん(72)のミカン畑では、年明けから収穫を開始。
山口さんらは果汁を含んで枝から垂れ下がった実をはさみで手際良く摘み取っている。
収穫した果実はポリ袋に入れて倉庫や納屋で熟成させ、
四月から県内各地や愛知県などに出荷される。
山口さんは「春になれば甘さが増しておいしくなる。
年々農家は減っているが、潮風を受けて大きく育った尾鷲の甘夏を
多くの人に味わってもらいたい」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130123/CK2013012302000020.html
[0回]
PR