「あたごさん」の愛称で親しまれている松阪市愛宕町の「
愛宕山龍泉寺」で二十四日、
本尊の「愛宕山大権現」が六十年ぶりに開帳された。
秘仏を一目見ようと多くの参拝客でにぎわった。
開帳は二十五日まで。
同寺は津市の旧一志町に起源を持ち、一五八〇年に現在地に移転した。
本尊は火よけの霊神としてあがめられ、勇ましい表情で神馬にまたがり刀と
旗を掲げている。
六十年周期で開帳されている。
境内では二十四日、修験者たちが本尊に奉納する護摩をたき、
祈念する姿もあった。
参拝に訪れた松阪市垣鼻町の無職男性(82)は
「お札を毎年授けてもらっている。
台所に飾って火事が起きないよう願いたい」と話した。
同寺では二〇一五年までの毎年一月二十四、二十五日と
七月二十四日に本尊を公開する。
拝観料千円。
写真撮影は禁止。
http://www.geocities.jp/atagosan_ryusenji/http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130125/CK2013012502000016.html
[0回]
PR