今秋、20年に1度の式年遷宮を迎える伊勢神宮(三重県伊勢市)の
別宮の一つ、伊雑宮(いざわのみや)(同県志摩市磯部町)で24日、
豊作と大漁を祈願する「御田植式(おたうえしき)」が行われた。
古式にのっとった神事を、多くの人が見守った。
一文字がさの早乙女と、田道人(たちど)(田で働く男)各6人が
苗代に入り、早苗取りをして祭りが始まった。
下帯姿の男衆約40人が御料田に入り、「太一」と書かれた
高さ約20メートルの竹製の「団扇(うちわ)」を泥だらけになって
奪い合う「竹取神事」の後、早乙女と田道人が笛や太鼓などに合わせ
苗を植えた。
香取神宮(千葉県香取市)、住吉大社(大阪市住吉区)のそれと共に、
日本3大御田植祭として知られる。
平安時代が起源とされ、1990年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
ソース(
毎日.jp)
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