東紀州最大の規模と約三百年の伝統を誇る「熊野大花火大会」
(熊野市・熊野市観光協会主催)が十七日夜、熊野市の
七里御浜一帯で開催された。
約二時間にわたり、大小約一万発の花火が夏の熊野の海と空、
街を華やかに彩り、県内外から訪れた過去最高となる
約二十万人(主催者発表)の観衆を魅了した。

(写真・伊勢新聞)
花火大会は午後七時十分に開始。直径約六〇センチの
「二尺玉」を二発用いた高速開通記念花火やスターマイン、
海上を進む船から花火玉を投げ入れる「海上自爆」が次々に
披露され、会場内の雰囲気も徐々にヒートアップしていった。
クライマックスは、沖合に浮かぶ鉄製のいかだから、
重さ約二五〇キロの三尺玉がごう音を響かせながら破裂。
直径約六百メートルに及ぶ大輪を広げる「三尺玉海上自爆」や、
世界遺産・鬼ヶ城を舞台とする「鬼ヶ城大仕掛け」も盛大に
打ち上げられ、会場を埋め尽くした観衆から大きな歓声と
拍手が沸き起こった。
ソース(伊勢新聞)
[0回]
PR