敬老の日の十六日、三重県鳥羽市の鳥羽水族館で飼育している
長寿のラッコ「ポテト」に大好物の伊勢エビをプレゼントした。
国内で飼育するラッコとしては、海遊館(大阪)で飼育する
雌のエレンと並んで最高齢。

【長寿のお祝いの伊勢エビを頬張るポテト=鳥羽市の鳥羽水族館で】
ポテトは平成六年五月に入館した雌で、前年にアラスカから日本に来た
野生個体のため、推定年齢は二十四歳。
ラッコの寿命は二十年と考えられ、人間に置き換えると百歳を超えるという。
この日、いつものように飼育員から貝の餌をもらった後、約二百五十侃覃_の
伊勢エビをプレゼントされたポテトは、おなかの上に乗せ、堅い殻をむいて身を
取り出し、おいしそうに味わっていた。
来館者はポテトの愛らしいしぐさに、「かわいい」と歓声を上げ、写真を撮っていた。
同館の担当者は「ポテトは毛づやもいいし、歯も丈夫。
これからも元気で長生きしてほしい」と話し、長寿を喜んでいた。
ソース(
伊勢新聞)
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