松阪市商店街連合会が同市出身の歌手で女優のあべ静江さん(61)と連携し、
中心商店街をPRして活性化につなげるプロジェクトを始動させた。
十九日に同市日野町の市民交流施設「松阪プラザ」で記者会見したあべさんは
「人と人とのつながりのある、活気ある商店街を取り戻したい」と意気込みを語った。
あべさんの生家は市内の商店街の中にあり、高校を卒業するまで過ごした。
一九七三(昭和四十八)年に「コーヒーショップで」で歌手デビューし、
日本レコード大賞新人賞を受賞。
同年、二枚目のシングル「みずいろの手紙」も大ヒットした。
現在は芸能活動の傍ら、昨年から松阪をPRする「松阪市ブランド大使」を務める。
今回のプロジェクトは、人通りが減っていく商店街に、
かつてのにぎわいを復活させようと、連合会があべさんに協力を依頼。
市民から歌詞を公募して作る商店街のPR曲をあべさんに歌ってもらうほか、
あべさんのブログや公演で松阪の街をアピールしてもらう予定だ。
あべさんは「ずっと松阪の街のために何かやりたいと思っていたので、
頼んでもらえて良かった。
頑張りたい」と協力を約束。
連合会の宮村元之会長(50)は
「商店街は年々厳しい状況にあるけれど、これを起爆剤にしたい」と決意を新たにした。
連合会は商店街のPR曲の歌詞を三月末まで募集している。
問い合わせは連合会=電0598(23)0315=へ。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130120/CK2013012002000005.html
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