公募には全国から147人の応募があり、巽さんは伊勢の歴史や伝統を生かした
まちづくりなどを訴える課題論文を提出したが、1次の書類選考を通らなかった。
巽さんは市秘書課に要求書を提出後、「直接の謝罪の手紙もない。
問題を審議した市議会でも納得できる答弁はなく、自分の観点で質問し、
市民に聞いてほしい」と要求書提出の理由を述べた。
質問会は選考に応募した人が市長に質問し、一般の市民は傍聴する形を
想定しているという。
「選考に応募した人が協力してくれれば市政はいい方向に向かう」と
話した。
17日までの回答を求めている。
この日出張中だった鈴木市長は「求められた内容は課題も多く、慎重に検討し、
期日までに回答する」とのコメントを出した。
この問題は、候補の女性の市議会での選任同意後に、
女性が2009年の鈴木市長の市長選を手伝っていた経歴が発覚。
市長は、その後の市議会で公募の公平性について追及され、問責決議を受けた。
(渡辺大地)
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