尾鷲市と東紀州地域雇用創造推進協議会は十五日、
同市古戸野町の水産物直売店「おわせお魚いちばおとと」で、
「尾鷲地物・新商品試食フェア」を開いた。
マグロやサバなど水産物を使って新商品開発・改良に取り組んだ
市内八事業所の計十四品の試食に、
大勢の買い物客が集まり、活気にあふれた。
来訪客への魅力アップに向けた事業所の特産品開発を支援する
「尾鷲ものづくり塾」(尾鷲市、同協議会主催)の関連イベント。
ものづくり塾には本年度、
金盛丸▽
三和水産▽
大瀬勇商店▽
梶賀まちおこし婦人会▽
モクモクしお学舎▽
若木屋▽
やきやまふぁーむ▽
おとと―の水産、食品関係の市内八事業所が参加。
各事業所は昨年七―十二月の半年間、
地域の特産品を使った商品開発に取り組む県外の人やマーケティングの
専門家に個別相談などを受け、新商品開発や既存商品の改良に励んだ。
試食会は、消費者の感想を直接聞いて最新の消費動向を把握し、
さらなる商品改良、開発につなげようと開催。
「まぐろのオイル漬け」(金盛丸)▽
「びんちょうまぐろの漬け丼の素」(おとと)▽
「大人の真鯛みそ」(三和水産)―など各事業所の新商品や
既存商品が並んだ。
二週間に一度、水産物を買い求めに同所を訪れるという
熊野市井戸町の仲森友美子さん(55)は
「いろいろ商品を試食したがどれもおいしい。
尾鷲は特に魚が豊富なので、もっとPRしてほしい」と話していた。
試食フェアは十六日も午前十一時―午後三時まで開かれる。
ソース(伊勢新聞)


[0回]