伊勢市朝熊町の市企業誘致用地「サン・サポート・スクエア伊勢」に
新たに津市の海産物販売加工会社の進出が決まった。
市が23日の市議会産業建設委員会協議会で明らかにした。
進出は3件目で、同用地は全体の60・9%が分譲済みとなる。
今回の分譲面積は約7900平方メートルで、土地の売却額は約1億1520万円。
進出するのは、県漁協連合会が100%出資し、クロノリやアオノリ、ワカメなど
海藻類の加工販売をする「みえぎょれん販売」。
昨年度の売上高は約29億円、資本金は6000万円。
伊勢市によると、同社は、事業拡大に伴い進出を決定。
手狭な伊勢市船江3と松阪市中央町の2工場を廃止統合し、
年間の売上高の3割増を目指す。
スクエア伊勢への進出は交通の便と、緑に囲まれた周辺環境の良さに加え、
東日本大震災の津波被害を受け、高台にある立地条件も理由の一つになった。
2015年1月の操業開始を目指し、今年12月に、延べ3590平方メートルの
工場建設に着手。
操業後は新たに27人を地元雇用する。立地協定の調印式が30日に市役所である。
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