
魚の離乳食「モグック」を手に持つ東城さん(右)=紀北町紀伊長島区長島
写真=朝日新聞
赤ちゃんに旬の魚はいかが――。
紀北町紀伊長島区のホームページ・デザイン制作会社「ディーグリーン」が
新たな事業として、育児の成長に合わせて調理しやすくした魚の離乳食材を開発した。
5月から定期配送サービスを予定する。
離乳食の商品名は、もぐもぐ食べる赤ちゃんとクッキングを合わせて「モグック」。
骨と皮を取った魚を、120度の蒸気で加圧加工処理し、
保存料、添加物を入れずに真空パックして冷凍した。
使い切りサイズで、1食あたり10~30グラムを予定する。
食べ方の基本は、パックごとお湯で解凍したり、
パックから出して電子レンジで加熱したりしてから、ほぐして食べる。
魚種は旬に合わせてマダイ、ヒラメ、タチウオ、アジ、サバなど地元産を使用する。
社長の東城(ひがしじょう)さん(39)が、
東京で暮らす同町出身の知人から、
「離乳期の子どもに紀伊長島でとれた、おいしい魚を食べさせたい」と
話を持ちかけられたことがきっかけで、
「仕事や育児に忙しいお母さんらの助けになるのでは」と
地元の水産加工会社の協力を受け開発した。
ソース(朝日新聞)
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