伊勢市の伊勢神宮内宮から東京・日本橋までの
五百キロランニングに挑戦する、東京都のデザイナー塚田秀伸さん(48)が
三日、新正殿にご神体が移されたばかりの内宮前を出発。
伊勢市役所で、松下裕副市長らの激励を受けて走りだした。
先月末に日本橋にオープンした首都圏営業拠点「三重テラス」の
繁栄祈願と、伊勢と日本橋の親交の橋渡しになればと、
約一年半前から企画。
新正殿にご神体を移す「遷御の儀」翌日をスタートに定め、準備してきた。
塚田さんは、朝から新正殿を参拝。
三重テラスに届ける神宮の神札(おふだ)を携え、
午前八時に宇治橋前をスタートした。
市役所前では、松下副市長や職員、市のキャラクターはなてらすちゃんら
約五十人が出迎えた。
松下副市長は、応援メッセージ入りのたすきと伊勢の法被を贈り、
「体調に気を付けて、無事大役を果たせるよう応援します」と激励した。
塚田さんは、十日間一日約五十キロのペースで走り、
十三日の到着を目指す。
十六日には、三重テラスで報告会を開き、神宮の神札を贈るという。
塚田さんは、予想を超える大勢の応援に喜び、
「皆さんの後押し、伊勢神宮のご加護があれば、
走り切れると確信している」と意気込んだ。
ソース(
伊勢新聞)
走って日本橋へ内宮の神札 東京の塚田さん二日夜に遷御を終えた伊勢市の伊勢神宮内宮の神札(おふだ)を
東京・日本橋まで走って届けようと挑むデザイナーの塚田秀伸さん(48)
=東京都中央区=が三日、松阪市に立ち寄った。
旧伊勢街道沿いにある松阪商人の館(同市本町)で休憩し、
次の目的地の津市に向かった。
都内を走り、景色や名所を楽しむ団体「ランピックトウキョー日本橋」が
企画した。
代表を務める塚田さんは二日に旧正殿(しょうでん)に参拝。
三日朝には新正殿に行き「これから二十年間よろしくお願いしますと
お祈りした」という。
松阪商人の館では松阪市職員や市のマスコットキャラクター
「ちゃちゃも」が出迎え、松阪茶と松阪木綿のハンカチなどを贈呈した。
日本橋には、江戸時代に松阪から進出した商家が今もなお残る。
塚田さんは「日本橋と縁のある場所を走る意味を感じている。
神様に背中を押してもらいながら、事故やけがなくゴールを目指したい」と
話した。
神札は十三日、県が日本橋に開設した首都圏営業拠点「三重テラス」に
届けられる。
ソース(中日新聞)
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